自作PC

自作PCの遍歴

自分の今使っている機器をメモしながら、いつか思い出話をするために書きます。

昔の構成

2019年当時、4GBのノートPCでデビルメイクライをやっていたら、しょっちゅうゲームが落ちてました。そんなときに職場の先輩から譲ってもらった時の状態です。

  • PCケース:メーカ不明
    前面ファン2つのみ。DVDドライブが前面の上部についていて、ファンの設置位置が低かったです。
  • マザーボード:不明
    DDR4だった。サイズはATXだったと思います。
  • CPU:Core i7 6700
  • GPU:GTX 750Ti
  • メモリ:16GB(DDR4)
  • 電源ユニット:650W

2015年くらいが全盛期の構成でした。2019年当時もかなり画質を落とせば十分な状態でした。

最初の構成変更

もともと気は長いタイプで、現代の3Dゲーをやっていなかったので、最初はかなり楽しくゲームができました。
元々はStreetFighter5など楽しくプレイしていましたが、2023年ごろに、StreetFighter6のデモ版をプレイしたときに、GPUの限界を感じました。
最低画質でもSF6が落ちるので、買い替えざるを得なかったのでした。

使っていたグラボのGTX750Tiは、GTX1060の2世代前でした。それが最低スペック…と衝撃を受けて買い替えることにしました。
お財布と相談しながら、GTX1650(1万7000円中古)を購入しました。
(ただ、GTX1650も750Tiから見ると3世代飛び越えましたが、2023年当時では2世代くらい昔のものでした。)

NVIDIAからNVIDIAへのグラボ交換だったので、電源を抜いた通り指せばよかったです。
ただ、1650は補助電源という記載がありました。補助電源は指す必要はないだろうと思っていたので、電源ユニットが対応しているのかはちゃんと確認していませんでした。(運よく電源ユニットが対応していました。)
あと、今思うと、世代が一気に変わるので電源容量が十分なのかも観ておくべきでした。
また、あるあるですが、GPUをどこまで押し込めばわからず、ビビりながら力をかけていました。

グラボを交換して、世界が変わったと感じました。
またこのとき、CPUのグリスを塗りなおしてました。

2回目の構成変更

Windows11への更新について考え始めないといけなくなりました。
調べていると、CPUが対応していないことが判明しました。
また、現行のCPUと書き換え先のCPUのソケットの型は一致しませんでした。
そのため、グラフィックボードも購入することにしました。
CPU:Core i7-12700F
マザボ:マザーボードGIGABYTE Z690 AORUS ELITE AX Rev. 1.0 マザーボード ATX [Intel Z690チップセット搭載]

Amazonで注文したCPUとマザーボードを受け取って、ホクホクしながらパーツ交換をしていました。
初めてCPUを取り付けて、グリスを塗って、電源も完ぺきに取り付けて、あとはメモリを挿しなおして…挿しなおして…アレ、メモリ前後間違えた?
何度やってもハマらず、おかしいなと思って調べていると、新マザボのメモリ規格はDDR5らしいが、DDR4のメモリだったため取り付けられませんでした。
その時は、17:00だったのですが、19:00閉店のアキバのPCショップへ急ぎ、店員さんにおすすめのメモリを16GB×2枚購入したのでした。

メモリを差し込んで、電源起動…と試みても思った通りに起動せずに、かなりてこずりました。
そもそも購入したCPUはGPUを含まないものにしていたので、ディスプレイが表示されないために、GPUの差込を再度行ったり(マザボのシートシンクを1つ外さないと装着できなさそうだったので、気合いで外しました。)BIOSの再設定をしたり、とかなりてこずりました。
無事に電源が起動したときには、ほっとしました。

ただ、Windows11にはまだできていません。

3回目の構成変更

Valorantをやっていたのですが、やけに1マップ目のローディングが長かったです。
友人達には、「このチームには回線が遅いやつがいる」と言って、騙していました。
ただ自分ではこの原因がおおよそわかっており、ゲームデータをHDDに保存していたためでした。

M.2のSSDを始めて知ったので、こんな薄くて小型のSSDがあるのだと衝撃を受けました。

4回目の構成変更

いくつかのゲームでGTX1650の限界にぶち当たり始めました。
特に衝撃を受けたのは、モンハンワイルズの体験版プレイ時でした。

一瞬、64のゼル伝かと思いました。モンスターも得体のしれない折り紙みたいになっていて、とてもプレイできる状態ではなかったです。
MHWはあきらめていましたが、少したってからGTX5070が発売されました。
5070Tiにしてもよかったのですが、GTX5070が10万近くするため、1650から3世代新しく、エントリーからミドルクラスへの変更で良しとしました。
ただ、デバイスに詳しくなった私は、電源容量について不安に駆られました。5070は推奨電源容量が650Wで、今の状態でもカバーできる想定でした。計算ツールを使っても、容量は足りる見込みでGPUをアキバに購入しに行きました。

GPUを交換するときにCPUクーラ(Intel純正)が外れかかっていたので、それも時間がかかりながらも苦労して付け直しました。
そして、ようやく電源を入れたのですが、BIOSの画面から次にいけなくなったり、そもそもを表示されなかったりしました。翌日は在宅勤務だったので、PCが動かなければ出社しなければいけませんでした。そこで、この挙動は電源容量不足と結論づけて、GPUを購入した当日に同じ店舗に足を運ぶことになったのです…

帰宅後、750W電源ユニットに交換するべくあちこちのケーブルを抜きました…
これで動くだろうと思い、電源ボタンを押しましたが、一瞬だけ通電して落ちるという挙動を繰り返しました。
BIOSのリセットをしたり、回路のショートによってマザボが壊れたんじゃないかと焦りましたが、メモリを抜いたり、ストレージを抜いて切り分けをすることにしました。
ストレージを抜いて切り分けたところ、正常に起動しました。どうやら、SSDとHDDの給電用に結線したケーブルに問題があったようで、HDDを外すことで正常に動きました。
(無事にPCが動いたのは、月曜日の明朝3時でした。)

5回目の構成変更

これまでの構成変更は、半年ほどの間隔で行っていましたが、今回は1か月たたずの構成変更となりました。
ゲームプレイが安定しないことに気づき、CPUの利用状況を監視し始めたのがきっかけなのですが、なんとCPU使用率が各コアごとに100℃ぎりぎりになっていました。ただ、コアごとの使用率は20~40%程度で負荷が原因ではないと判断しました。

GPUは普通に取り付けると、下にファンがついていますが、上部には何もついていません。そのため、GPUに負荷をかけていると上部から熱が放出されます。何の対策もしていないと、CPUの熱を放出する空気の温度がどんどん上がっていきます。
切り分けのために、低画質でゲームをプレイしていると、CPU温度が70℃から上がり続けて、下がりませんでした。それで、冷却に問題があるのだとわかりました。そこでエアフローを見直しました。

まず、使っていたPCケースには、背面排気ファンが取り付けられていませんでした。そのため、それを取り付けてみました。
温度の上昇幅は下がったように思えましたが、解決はしませんでした。
正直それ以上の対策を当時のPCケースで実現することは難しかったため、新しいケースを購入することにしました。

ピラーレスの大型ケースでファンが10個取付けられるものにしました。
購入したケースの内容物を確認すると、ファンが入っていないことに気づきました。
(内容物を事前に見ておくべきでした。)

旧来使っていたファンを新ケースに取り付けられなかったため、やむを得ず、アキバにファンを買いに行きました。その日は、少なくともPCが動く程度にはしたいと思っていたため、ファン2つを購入しました。
また、CPUの温度上昇の銀の弾丸として、160mmのCPUクーラを購入しました。

ケースの移行も苦労しましたが、無事に取り付けられて、ファン2枚とCPUクーラのみで動かしてみましたが、その段階でもCPUの温度上昇は抑えられており、安心してゲームがプレイできるようになりました。
翌日には3連ファン2つと単品ファンを2つが届き、ついに私のパーフェクトPCが完成したのでした。

ケース交換の翌日に、MHWのベンチマークを回していましたが、温度の問題で安定した挙動になっていませんでした。(たしか、DLSSを有効にしても60FPSを下回るほどひどかったです。)
それが今は画質最高にすると、以下のようなスコアになりました。

ポリゴンだった時とは比べ物になりません(涙)
タスクマネージャ上からだと、CPUがボトルネックになっているようだったので、恐らく次にやるべきことは、CPUの14000シリーズ以降にすることですが、いろいろ悪いうわさも聞くのでペンディング中です。

早くWindows11にして、楽になりたいです。

現行構成

PCケース:MOOTHMUSHI ミドルタワー ATX対応 ピラーレス

中国製で心配でしたが、ほぼ満足です。Amazonのレビューを書きました。
始めて自分で購入したPCケースでした。PCケース以外のパーツ交換経験があったので、無事に移行できました。

https://amzn.asia/d/fdd8frs

マザーボードGIGABYTE Z690 AORUS ELITE AX Rev. 1.0 マザーボード ATX [Intel Z690チップセット搭載] MB5571

始めて買ったマザボです。
当時3万8千円だったんですが、今は6千円くらい高くなっています。(クーポンで買ったのかもしれません。)GIGABYTEってさわりやすくはないのかなとセキュアブート関連の設定で思い始めました。

ただ、M.2スロットが4つあったり、Wifi/Bluetoothするためのデバイスがついていたり、各所の温度センサーがついているなど、高級マザボにあるものがすべて搭載されているので、かなり値ごろだったのだと思っています。

https://amzn.asia/d/eKCDKCl

GeForce RTX 5070

10万しました。性能面は割愛。

メモリ(DDR5)16GB×2

仮想マシンを作ることがあるため、ある程度のサイズを必要としていました。
メモリ不足に悩むことはないです。

インテル INTEL CPU Core i7-12700F

金額面と性能で決めました。4万円で購入しました。
ただ、RTXの足を引っ張ってしまっている傾向があるため、安心できるCPUが出たら購入したい…

AK620 WH R-AK620-WHNNMT-G-1 [ホワイト]

1万くらいのCPUケースです。ゴツイのですがPCケースのサイズに余裕がありました。
ソケットの型が1700対応になっているので、CPUの14世代も購入できるので、余裕があります。

Antec 750W

具体的な製品名が思い出せない。

ファン

SCYTHE ×4

サイズ:120×120×厚さ26mm
重量:160g
リブ:無し
ファン回転数:350±200~2400rpm±10%
ノイズ・風量:4~29.3dBA/7.68~77.23CFM
静圧:0.05~3.59mmH2O/0.49~35.25Pa

2400rpmでこの金額はかなり安く、風量もあります。排気の本命の背面と天井に計4つつけています。

upHere 360mm 連結型 pc冷却 4ピン デイジーチェーン対応 静音 ×2

サイズ:360×120×25mm
重量:1000g
ファン回転数:600-1650rpm±10%
ノイズ・風量: <=25dB(A)/64.61CFM

底面と側面に取り付けています。
安くてもいいので、3連ファンが欲しかったので、購入しました。
最近は、ファン同士を連結できて電源も送れるものもあるらしいです。